2017年9月13日(水)に放送されたNHKの爆笑問題の番組、探検バクモンで「大宅壮一文庫」が紹介されていました。
「大宅壮一文庫」はメディアに関わっている人なら、誰もが知っている雑誌図書館です。
いま発売されている雑誌から、過去の雑誌が閲覧、コピーもできます。もちろんお金もかかりますが。(HPによると明治時代以降130年余りの雑誌があるそうです)
時間があるときは「大宅壮一文庫」に行って最近の週刊プレイボーイから、創刊時の「週刊プレイボーイ」それを2冊並べて読むだけでも、時代を感じて面白いんですけどね。
とはいっても・・・
そんな時間に余裕はない!
放送作家はネタが無くなってから勝負だと言われています。
ボクはテレビやラジオのコーナーのネタが無くなったら、私は良く「大宅文庫」にいってアイデアやネタを考えていました。
最近自分がアフィリエイターになってから分かったのですが、実はブロガーやアフィリエイターの方でも、書くことがなくて困っている・・・
という人にも「大宅壮一文庫」はオススメです!
大宅壮一文庫の住所、最寄り駅、利用方法
「大宅壮一文庫」は雑誌の図書館です。
大宅壮一文庫では雑誌記事索引データベースを作成しており、所蔵雑誌の記事をパソコンで検索できて、雑誌原本の閲覧や複写ができます。
大宅文庫は雑誌の記事のタイトルがインデックスされている他にも「人物検索」といったジャンル別でも検索できるようになっています。
最寄り駅は「京王線八幡山駅」で、HPには駅から「徒歩8分」と書いてありますが、もっと歩く気がします・・・
「大宅壮一文庫」の住所と開館時間は以下の通り。
住所 | 〒156-0056 東京都世田谷区八幡山3丁目10番20号 |
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開館時間 | 月~土 午前10時~午後6時 |
使い方は簡単です。まずは受付で入館料500円(税込)を払います。
2019/04/13時点の情報ですが、最初の500円で15冊まで借りれた気がします。借りられる冊数はよく変わります
入り口で入館料を払った後は以下の流れです。
- 1階のパソコンで調べたいことを検索
- データベースに表示されたタイトルなどから借りる本をピックアップ
ピックアップした雑誌のタイトルと何月号かを専用に用紙に書いて、2階の受付に提出。後は雑誌を受け取るだけです。
コピーしたい雑誌があれば、2回の受付でコピーを頼みます。
「大宅壮一文庫」はどんな時に利用する?アイデア・ネタ探し。煮詰まった時に!
探検バクモンの中でも、テレビ番組を担当されている人がインタビューを受けていました。たぶんリサーチャーの人か、放送作家見習いの人だと思います。
特にテレビだとリサーチャーの方が、ディレクターの指示によって、調べ物をしてくるのがほとんどです。
リサーチャーとは、主にテレビ番組を制作するときに「行列のできる店」「ロケ場所の候補」「タレントの経歴」などを調べる仕事です。
探検バクモンでも話題に出てきましたが、大宅文庫を利用する人も、10年ぐらい前に比べて、だいぶ少なくなったと思います。昔は検索する1階のパソコンの席が全部埋まっていることも多かったです。
最近ははネットで調べれば分かることも多く、ボクも利用する頻度は少なくなってきましたが、それでも利用する価値はあります。
放送作家は足で稼ぐ!!(勝手にボクが作りました)
ブロガー、アフィリエイターも足で稼ぐ!
新しいコーナーを考えなきゃ行けないときや、番組の企画書を作るときなどには、
情報を整理して、アウトプットするためには、便利な場所です。
ある時、カミナリに打たれたように企画やネタがおりてくることなんて、絶対にありません!
調べた情報をインプットして、自分の頭の中でプラスしたりマイナスしたりして、アイデアは出来上がるものです。
ブロガー、アフィリエイターの方でも、何かアイデアに詰まっていたら、良いヒントがあるかもしれません。
例えば節約記事を書いているブロガーの方だったら、「節約」という単語で検索をすれば、山のように雑誌の特集を調べることができます。
土曜日もやっているので、何か新しい刺激を求めて行ってみるのも良いのでは??
最後に放送業界エピソードを
こちらの「大宅壮一文庫」、最寄り駅が京王線の「八幡山駅」で新宿で乗り換えてからも時間がかかるし、駅を降りてからも遠いし、
非常にアクセスしづらい!
ボクがリサーチャーをしていたときは、家からの往復の時間と、調べ物をしてコピーをもらうと軽く3~4時間はかかっていました。
昔、ある番組のディレクターかから急に電話があり
「芸能人の○○の写真の雑誌記事があったら今すぐ片っ端からカラーコピーしてきて!」って無茶振りオーダーがありました。
「今すぐは無理です。すみません!」とボクが答えと・・・
「じゃあ、どうするの?」
「代わりの人に行ってもらいますので」
と、知り合いのリサーチャーさんを探し、代わりに行ってもらった事があります。
もちろん代わりに行ってもらった分の交通費・人件費は、自腹です。
マスコミ業界は、こんな痛い人達が一杯います。とくにテレビ関係は、朝方まで会議することなんて普通だから、朝の6時くらいに電話が掛かってくることなんてザラにあります。
放送作家の仕事を選ぶなら、それなりの覚悟も必要かも・・・
放送作家になるための技術やセンスを磨くなら、高いお金を出してスクールに通うより過去に放送されたラジオ「松本人志の放送室」を聴けば無料で勉強できます。
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