ダウンタウンの松本人志さんと、放送作家の高須光聖(たかすみつよし)さんの2人がパーソナリティをしていた伝説のラジオが「松本人志の放送室」です。
「TOKYO FM」をキーステーションに、2001年10月から7年半放送(全391回)されました。
今、このラジオを聞いても、思わず声を出して笑ってしまうことがあります。
電車で聞いている時は笑いをこらえますが、顔だけはニヤニヤしてしまい、周りから白い目で見られることもあります。
聴くだけで楽しいラジオですが、実は放送作家を目指している人が聞いたら、とても勉強になるラジオだと思っています。
このラジオを聞いてると、お笑い界トップ・松本人志さんの仕事への取り組み方、放送作家にしてもらいたいことが分かります。
一応、ボクも現役の放送作家ですが、放送作家のトップ・高須光聖さんが、どんな視点で番組作りをしているか、放送作家としての学ぶべきポイントが多いです。
今すぐ放送作家が学べるポイントを見るなら>>聞いてほしい放送室の回
「松本人志の放送室」は、Amazonの「オーディブル」というサービスで、すべての放送回を聴くことができます。
「オーディブル」は有料のサービスですが、1ヶ月間なら無料で聞けます。この期間に聞けば、すべて無料で聴き放題です。
\ 1ヶ月は無料です/
※会員登録して「放送室」と検索してください
TM TOKYO「松本人志の放送室」とは?
ダウンタウン・松本人志さんと、放送作家・高須光聖さんがパーソナリティを務めた1時間のラジオ番組です。
ラジオは「TOKYO FM」をキーステーションに全国で放送されていました。
放送期間 | 2001年10月4日〜2009年3月28日 |
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放送回数 | 391回 |
松本さん、高須さんの昔の思い出話や、当時のテレビ業界への痛烈なダメ出しなど、笑えるのはもちろんですが、考えさせられるトークも満載でした。
例えば今では放送できないような・・・
- ヤクザとの揉め事
- 「笑っていいとも」の最初のギャラは3万5千円だった
- 「千と千尋の神隠し」はつまらない、「モンスターズ・インク」の方が面白い
などなど、結構ギリギリなトークもありました。
2人のトークの中でもボクが好きなのは松本さんと高須さんとの同級生トークです。
小学生の頃は、違う人と漫才コンビを組んでいた松本さんが、後に相方・浜田さんとつるむことになった話など、幼馴染のだからこそできるトークが満載です。
高須光聖さんはダウンタウンの松本さん、浜田さんと幼馴染でもあり、ラジオの中では他に一緒に遊んだ小学校、中学校の友達の名前がでてきます。
基本的には松本さん、高須さん2人だけのラジオですが、公開録音を日本武道館でやったり、芸人と電話を繋ぐ「カプリチョーザ杯」という名物企画もありました。
「カプリチョーザ杯」は会話の中に与えられたお題のフレーズを入れて、松本さん、高須さんの笑い取る、芸人たちの熾烈なトークバトルでした。
当時はまだ売れていなかった千原兄弟、宮川大輔さんなどが電話出演していました。
YouTube以外で「松本人志の放送室」を聴く方法
この伝説のラジオ「松本人志の放送室」を聴く方法が以下の2つです。
- 放送室のCDを購入
- Amazon「オーディブル」で聴く
YouTubeでも聞けたりしますが、著作権違反ですので、こちらの方法でお聞きください・・・(お金が発生すれば、作り手も潤います)
放送室のCDを購入する
現時点(2020/03/19)ですが、「松本人志の放送室」が収録された、CDが販売されています。
Amazonの価格を見ると、ちょっとお高いです
Amazon「オーディブル」で放送室を聴く
Amazonの音声サービス「オーディブル」でも聞くことができます。
「オーディブル」とは、朗読した本の音声を聴けるサービスです。ベストセラーや小説、自己啓発書など40万冊以上のラインナップがあります。
よしもと関連の番組も多数配信されており、本以外にもラジオ「松本人志の放送室」が、すべての回を聴くことができます。(2020/03/19時点)
オーディブルでは放送室チャンネルとして「一ノ巻」から「二十ノ巻」まで発売されています。
「オーディブル」は月額1,500円のサブスクリプションのサービスです。入会すると1コインもらえて、そのコインで音声コンテンツを1冊購入することができます。
ただし、「松本人志の放送室」に関しては、聴き放題コンテンツ「Audible Station」になっており月額1,500円の有料会員になれば、0円で音声コンテンツを購入できます。
30日間は無料体験できるので、その間にすべての放送、全391回を聴くことも可能です。
会員になった後、オーディブル検索窓から「放送室」と検索します。
Amazonからの検索では見つからないので、オーディブル(https://www.audible.co.jp/)のサイトから検索してください。
上記のようにオーディブルの会員になっていれば、会員価格「0円」で購入できます。カートにいれて、決済すれば、すぐに「放送室」を聴くことができます。
\ 1ヶ月は無料です/
※会員登録して「放送室」と検索してください
放送作家のセンス、技術を磨く無料の教材
「松本人志の放送室」は聴くだけで楽しいラジオ番組ですが、放送作家を目指す人にとって、良い教材だと思っています。
ときよりお笑い番組のイロハについて、真面目に語られる場面が多々あります。
松本人志さんの仕事への取り組み方、放送作家(スタッフ)にしてもらいたいこと、高須光聖さんが、どんな視点で番組作りをしているか、放送作家としての学ぶべきポイントが多いです。
このラジオを聞いたからといって放送作家になれるわけではありません。放送作家になるにはコネを作る必要があります。
ただし放送作家としてのセンスや技術が磨けます。またどんな風に、放送作家として考え、行動すれば良いか勉強できます。
「松本人志の放送室」は放送作家になりたい方なら、聞いていて損はないと思います。
オーディブルは30日間は無料体験できるので、1ヶ月間はタダで学べる教材です。
高いお金を出して放送作家のスクールに通うより、よっぽど学ぶべきことが多くあります。(スクールに通うことでコネができるのであれば、別ですが)
ぜひ、放送作家を目指している方に聞いてほしい回を2つ紹介します。
芸人が放送作家(スタッフ)に何をやって欲しいか分かる第104回
「放送室チャンネル (六ノ巻)」に収録されている第104回では、「放送作家は社交的でないとだめ」と松本さんが言っています。
放送作家の半分ぐらいは面白いことを考えるよりも、面白い空気感を作る才能がいる
打ち合わせでタレントに、番組の内容を伝え、場の雰囲気を華やかにするのも放送作家には必要な能力だと語っています。
放送作家としてテレビ番組に関わりたいのなら、トップ芸人の考え方、必要とされる放送作家のあり方が分かります。
まぁ、ボクも社交的でなないですが・・・
放送作家の見習いを募集する第294回、第296回
「放送室チャンネル (十五ノ巻)」の第294回では番組を通して、高須さんが放送作家見習い、放送作家のブレーンを募集します。
募集の際には、履歴書と番組企画書、そしてもう一つ提出するものがありました。
「応募してくるやつに才能、発想力があるか判定する方法がある」と、松本人志さんがある問題が出題しました。
それが「赤丸・黒丸を羅列せよ」でした。
紙に「赤丸・黒丸」を羅列して提出するという課題です。
放送作家を目指す方であれば、どんな答えを出しますか?
放送作家のセンスが問われるお題です。
「赤丸・黒丸を羅列せよ」の答えは「放送室チャンネル (十五ノ巻)」の第296回に、松本人志さんが解説しているので、放送作家の勉強だと思って聞いてみてください。
まとめ
「松本人志の放送室」はCDでも買えますが、Amaozn「オーディブル」で聞くことができます。
単純にラジオを聞いて楽しめますし、放送作家を目指している人への良い教材になると思っています。
30日間は無料体験できるので、ぜひ聞いてみてください。
\ 1ヶ月は無料です/
※会員登録して「放送室」と検索してください