今朝、道路を自転車で走っていたら、向うから自転車に乗ってきた輩にすれ違いざま
「死ね!」
と言われました。思わずドキッとしましたが、そのあと怒りがこみ上げてきました。
確かにボクが道路のすこし右側を走っており、向うから来た人は
「逆方向を走るな!」と思ったのかもしれません。
それでも、その人とすれ違える幅はあったのですが・・・
いきなり知らない人に向けて、こんな言葉を投げかけてくるなんて、
本当に世の中はいろんな人がいるもんです。
いきなり刺されるといったこともあるかもしれないので、
日々気をつけなければなりませんね。
今日は、そんな否定的な言葉に関して、放送作家として
僕が「ふと」思ったことがありました。
否定的な言葉は番組の末期的症状
ボクは否定的な言葉をなるべく使わないようにしています。
例えば、テレビやラジオの会議で
「あのパーソナリティ、使えねぇな」
「なんだよあのゲスト、ぜんぜんしゃべんないな」
といったような言葉を使うスタッフがいます。
もう、こんな否定的な言葉を使っている番組は「末期的」な症状です。
たぶんこのまま長く続くことはないでしょう。
いい番組は、良い会話によって出来ている
ぜったいに否定的な言葉は使うべきではないです。
それはテレビ、ラジオ関係無く人間としてもです。
ちゃんと人間ができているディレクターは
会議や飲み会で愚痴のような捨て台詞を吐くのでなく、
パーソナリティやMCに直接注意します。
もちろんスタッフに注意する場合でも
番組を良くするために健全的に対応してくれます。
演者を含めスタッフ全員が、良い方向に向けて進むので、
うまく番組が回っていきます。
メディアの現場ではパワハラが多い
放送作家の業界だけではないですが、
特にメディアに関わる人は「パワハラ」が横行しているかもしれません。
放送作家はある意味、狭き門ですので、
そのやる気を逆手にとって、何を言っても大丈夫だと思って、
自分の鬱憤をブツケてくる人たちがいます。
とくに「ディレクターから放送作家やAD」に向けて、
「放送作家が見習い放送作家やAD」に向けてなど、
明らかに逆らえない上下関係の中で、
生産的ではない、否定的な言葉をかける人たちがいます。
これは最初に書いた突然「死ね!」といってくる輩と
なんら変わらない人だと思います。
特に飲み会になると、口調はもっと強く、えげつない言葉も飛び出します。
ボクも番組の打ち上げで、ディレクターから、番組が終わったことに対する罵声を浴びせ続けられたことがあります。それも演者さんや、スタッフがいる中でです。
思わず席を外そうとするぐらいでしたら、打ち上げに参加している演者さんにも
申し訳ないと思ったのでその場はグッと堪えました。
それ以来、そのディレクターとは一緒に仕事をしていません。
ボクはこんな人とは一緒に仕事はしたくないですし、一線を引くようにしています。
とはいえ、新人の頃は、仕事はなんでも受けなければいけないですし、
もし付き合い続けなければいけない相手であれば、何か否定的な言葉を言われたら
適当に相槌でもしておいてください。
絶対にその言葉を自分の中には取り込まないでくださいね。
耐えられなかったら逃げよう!
もし否定的な言葉を使う人や、その現場に耐えられないと思ったら、
逃げ出しても良いと思います。
今の世の中、自分が活躍できるメディアなんてたくさんあります。
テレビ、ラジオ以外にもニコ生、youtube、
最近ではAbemaTVといったネット配信の番組も主流です。
現場も変われば、人も変わります。
「自分の夢だから頑張ろう」
っと思わずに、すぐにでも逃げ出す勇気も必要です。
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